40代の男性が恋愛において気を付けたいのが痛い勘違い男にならないこと。
勘違い男とは、自分が思っている姿と、周りの女性が感じている印象かけ離れている男のことです。
つまりアラフォー男子が、自分は紳士だと思っているのに、周囲の女性は単なる中年オジサンにしか見ていない、このギャップに落とし穴があります。
普通、そういった恋愛慣れしている男性の場合は自分を客観的にとらえ、それを踏まえて女性に接します。
ところが、恋愛慣れしていない男性は、自分が見えずに相手の女性ばかりを見ているようになりがちです。
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ちょっと優しくされると勘違い
40代の男性で一番多いのが女性から優しくされたときに「もしかしてオレのこと好きなのかな?」という勘違い。
✔ 飲み会で隣になった男性に親切にしていたら好意があると勘違いされる
✔ 仕事上の関係者と偶然会ってランチをしたときに優しくしてあげたら好意があると思われた
女性にしてみればいつものように誰にでもやさしくしたつもりが勝手に好意に受け取られてしまうわけです。
また、女性より年上で、明らかに対象外の男性なので特に意識せずに優しくしていたら男の方が勘違いしてしまう場合もあります。
婚活パーティーの場合であれば女性は男性に気に入ってもらいたいと思って親切にしたり、ていねいに接するでしょう。
それと混同して、ちょっとくらい笑顔を見せられても、少しくらい優しくされても、「俺は好かれている」と勘違いをしないように気を付けたいものですね。
また、年齢が10歳以上も離れている場合も同様に要注意ですね。
これらの場合は女の子の方が「勘違いされている?」と気づいても、立場があるので女性の方から「勘違いですよ!」と言ったり、冷たい態度に切り替えることが難しいので厄介です。
それを男が「拒否していない」と勝手に解釈してさらに勘違いしてテンションが上がってしまうと手に負えなくなります。
根拠のない自信からくる勘違い
オレって若く見えるでしょ
世の中には根拠のない自信からスタートして大成功した人がいます。
恋愛についても自信に満ち溢れる男に女は落ちる。根拠がなくても自分に自信を持て。などと言う人もいます。
たしかに、女性の前で自信がなくてオドオドしていたり、話をしても自信がないのか言葉に詰まってしまうようでは魅力が感じられません。
「オレっていくつに見える?」
などと女の子に声をかけたり、自宅の鏡の前でポーズを決めるようならアウト。
鏡の前ではぜひ「お腹が出ていないかな?」「後頭部は薄くなっていないかな?」といったチェックをしましょう。
過去の栄光を引きずらない
若いときにモテた経験があるような場合も地雷を踏みやすいことがあります。
若いころと比べれば身体はあきらかにオジサン体形変わり、顔にシワも増え、目は濁り、髪も後退しているのではないでしょうか。
昔少しくらいモテた時期があっても、変わってきています。
それなのに、
こう勝手に思い込んでしまっては、女性からは空回りしている男性にしか見えないのではないでしょうか。
身の程をわきまえない高望み
芸能界では年の差婚は珍しくありません。
✔ 42代男性のタレントが27歳の女優と結婚
✔ 38歳の野球選手が24歳のモデルと結婚
そんな話はたくさんあります。
でも、私たちはごく普通の中年のおじさん。
鍛え上げた身体でもないし、均整の取れた顔立ちでもないんです。
そして、何よりも有名ではないし、億単位の年収もありません。
✔ 食事に誘うのは美人さんばかり
これは特に婚活パーティーに参加する男によく見られます。
婚活パーティーや合コンなどに何度出ても一向に交際に発展しない男です。
次の表をご覧ください。
これを見ると40代前半の男性で20代の女性と結婚している人がたくさんいます。
数字が読み取りにくい場合はPDFファイルをご覧ください
→PDFはこちら
でも、数字をうのみにしてはいけません。
芸能人やスポーツ選手かもしれませんし、高額の資産を持っているのかもしれませんから…。
いい年をして若者に媚びる
若者に媚びる中年男にも2つのタイプの人がいます。
自信がないので若者に合わせようとする
✔ カラオケに行くと必ず若者が好きなジャンルの新曲を歌う男
✔ 若者に人気の音楽を聴き、ゲームをしている中年オヤジ
もちろんカラオケ大好き男がいろんなジャンルの新曲をいつも歌ってくれるならいいのですが、若者受けを狙った段階で何をやってもダメになります。
若者の中に割り込んでくる
✔ 「えっ? 女子会するの? 行っていい? 俺の心はいつも若いよ」と言ってくる
✔ 「俺って若いままでいたいからさ、今度集まるなら声かけてよね」と若い子に声をかける
先ほどのタイプとは逆に、へたに根拠のない自信があって若い子の集まりに自分は入れると思い込んでいる勘違いもありますね。
若い子のツールを駆使する
いつまでもガラケーを手放さなかったり、「TikTok って何?」と言うようでは少し時代遅れかもしれません。
新聞を読むだけでなく、時にはネット上の情報を見たりすることも必要でしょう。
また、SNSやアプリなど便利なものは柔軟に使いこなせるスマートさも持ち合わせたいものです。
メールを送ったらオッサンの返信は絵文字だらけ、「ヽ(*´∀`)ノ」や「(*^ー゚)v ブイ♪」などの絵文字がビッシリあったらみんな引いてしまいます。
LINEの絵文字も同様。
ハートマークや、カラフルな絵文字をたくさん使えば使うほど、どんどん男の価値が下がると思っていいでしょう。
スタンプも同じことで多用は禁物です。
自分が年齢よりも若く見られたいという気持ちは痛いほどわかりますが、若い子ぶらないで年相応の使用にとどめるのが賢いかと思います。
似合わない若作りファッション
ファッションって不思議だと思います。
いつも帽子を愛用している男性は帽子が似合うようになるし、スカーフをしても様になります。
まして、自分の年齢や容姿を顧みずに若く見られようとして選んでしまうと悲惨なことになります。
✔ 街に出て同世代で素敵だと思うファッションを参考にしていく
✔ 行きつけのお店を作り、スタッフと懇意にして似合うファッションを見つけていく
ファッション誌に載っているのは若くて顔もスタイルもいいモデルです。
注文したものが届いて着用してみたら「アレ? 全然違うぞ」ということになりかねません。
雑誌によくある「ちょいワル親父」のファッションも同じ。
モデルと私たちでは格が違いすぎます。
40代ならではの経験を自慢したら
40代の中年おじさんの魅力はいっぱいありますが、中でも経験豊かで知識が豊富というものがあります。
女の子から、「教えていただけませんか」と尋ねられたとき親切に教えてあげるのはOKです。
昔の武勇伝を自慢話でするようになったら完全にアウト!
若い子たちにとって上から目線の自慢話ほど嫌なものはないでしょう。
もちろん、それを周りで見ている同性代の女性だって引いているはず。
そして、さらに若い子の自慢話を引き出して
「なるほどね、いやー勉強になったよ」
紳士はモテても自慢話で得意になっている中年オジサンはモテません!
それってストーカーじゃない?
✔ 「タクシーで送ってもらったことがあるんだけど、それ以来“迎えに行こうか”と言われることが増えた」
趣味の話など共通点があると話は盛り上がるものですが、それを好意をもっているとか、親しくなったと勘違いしてはイタイ中年男になってしまいます。
それに気付かないでしつこく誘ったり迫ったりするとそれはもうストーカーの一歩手前です。
先輩と後輩、上司と部下、得意先といった立場の違いがあると、女性の方から「やめてください」と拒否しにくいのが一般的。
それがわからずにひとりでテンションが上がってしまい、行動をエスカレートしてしまうと、一気に大きな問題になってしまったり場合によっては警察沙汰になってしまいます。
男は歳をとってもモテる
女は若いうちが花、男の30代40代が一番などと勘違いしてはいませんか?
確かに女性の結婚年齢の多いのは次の通りです。
1位 25~29歳
2位 30~34歳
3位 20~24歳
ところが、先ほどの表を見ていただければわかりますが、男性もまったく同じなんです。
中には50代や60代でも結婚している男性がいるのは事実ですが、先ほど触れたようにそれは特別な男性だと思った方が間違いないでしょう。
私たちのようなごくフツーの男は40代以降の結婚が激減します。
だから雑誌などで「男は歳を重ねると渋くなってモテる」といった言葉をうのみにして「40代になったからそろそろ若い子と結婚しようか」などという考えは妄想の世界かと(^-^;
婚活を万能だと思い込むと…
ネットを見れば登録さえすればすぐにでも素敵な女性との交際が始まるような結婚相談所があります。
出会い系のアプリに登録すれば、妙齢の女性からたくさんのアプローチがあるような錯覚を覚えます。
男性8.4% これが結婚相談所の1年間の成約率
※H16少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究報告書 資料編
この数字がこれが現実です。
ですから
こんなふうに婚活業界のワナにハマってしまわないように注意しましょう。
もちろん婚活して結婚に至る男性も実際にいるわけです。
ただ、婚活を始めれば大丈夫という自信は何の根拠もないことを心に刻んでおきましょう。
40代男性が恋愛成功の確率を上げる
普通のおじさんが恋愛を楽しむのであれば
40代前半の男性であれば、30~45歳の女性を対象に探すほうが恋愛を始めることができる可能性が高まります。
自分がごく普通の中年オジサンなら、とびっきりの可愛い子や美人さんを期待しないことです。
特別な資産や特別な魅力がないのであれば、相手の女性にあまり多くを望まないことが大切なのではないでしょうか。
それではまた(^^)/